技能合格3点セットを用意しましょう。

書籍に付属のDVD を観ながら、作業のようすをイメージに焼き付けておきます。DVDは作業ごとに1分半ほどにまとまっているので、集中が続いてすぐに頭に入ります。

作業がイメージできたら、とにかく試験に出る課題を作っていきましょう。最初は失敗だらけでものすごく時間がかかってしまうはずです。でも、これは誰もが通過すべき関門です。我慢強く日にちを開けずに毎日少しずつでも練習を続けましょう。4日目くらいから、目に見えて上達が実感できてくるはずです。

課題の設計図ともいえる複線図が正しく描ければ、合格はぐっと近付きます。書籍に付属の『書き込み式複線図の練習帳』を持ち歩いて、お昼休みや通勤・通学の合間にとにかく描いて覚えましょう。

慣れてきたら、試験時間の４０分ですべての課題が間違いなく完成できるようになるまで繰り返し練習します。 最低2回ずつ。理想は3回ずつ練習できれば自信を持って試験に臨めます。

練習が進んで作業に慣れてくると、油断が生まれてうっかりミスが増えるはずです。そのミスもたいがいは同じ所で起きやすく、それがあなたのウィークポイントです。練習や試験本番でも、特にそのウィークポイントを頭に置いておくことが大切です。